カルダノとは
概要
カルダノは日本発祥のブロックチェーンであり、カルダノ上にあるADAが「第3世代の暗号通貨」
ビットコインを第1世代、イーサリアムを第2世代の暗号通貨といわれます。
カルダノはビットコインとイーサリアムの問題を解決するために開発されました。
ブロックチェーンの比較
ビットコイン(2009年から)
![](https://expo-dow.com/wp-content/uploads/2021/08/btc.png)
【特徴】
・最大発行量が2100万BTC、それより増やすことができない。
【問題点】
・PoWという方式。(後ほど詳しく説明)
・電気をめっちゃ使う。エコでない。
・送金速度が遅い。
・大きな組織がマイニングを独占、電気代が安い国に偏る。
イーサリアム(2015年から)
![](https://expo-dow.com/wp-content/uploads/2021/08/ethereum-logo-portrait-purple.jpg)
【特徴】
・スマートコントラクト(契約を付けられる)
・トークンが作れる。
・PoSという方式。
【問題点】
・使われれば、使うほど速度が遅くなるし、送金の時の手数料が高くなる。
・ステーキングはお金持ちだけ。
・2021年は完全なPoSじゃない。
・発行量に制限がない。
・将来的な運営方針が不透明。
「スマートコントラクト」の機能が生まれたのが衝撃的だったが運営の意見がまとまらない事がありがち。
カルダノ(2017年)
![](https://expo-dow.com/wp-content/uploads/2021/08/Cardano-RGB_Logo-Stack-Blue-2.png)
【特徴】
・完全なPoS
・スマートコントラクト実装
・自分のトークン(暗号資産)作れる
・世界でほぼ家2軒分の電気しか使わなくてエコ
・投票システムの多数決で運営方針決まる。
・膨大な取引にも対応が可能。ハイドラ実装で100万件/秒
(例BTC:6件/秒、イーサリアム:15件/秒)
・発行量の上限(450億ADA)あり。
・量子コンピュータ対応して安全性が高い。
・送金が早い
・何十億人のユーザーを想定した国際的規模での利用が可能。
・スマートコントラクトを実装しつつ高速で安く使える。イーサリアムよりも速く、送金手数料安い。
・「Catalyst」というアプリを使ってこれからのカルダノの方針をあなたが決める事ができる。開発や行動力、知名度がある方は欲しい金額と提案し、投票で多くの票を集めれられたら資金提供を受けるのが可能。投票で決まるので運営がケンカ別れするという可能性は低い。
・開発の内容は暗号通貨学会で論文を出して学会からの査読したもの。信頼性が高い。
・「量子コンピュータ」からの耐性があり、将来、異次元に早いパソコンが普及しても安全。
・コミュニティーが素晴らしい!!!!
【カルダノを仕事にできる】
・ブロックチェーンのブロックを作ったり、チェックする仕事のSPOになることで報酬もらえる。
・開発が出来る人はCatalyst(アプリ)に提案して採用されたら開発資金と報酬もらえる。
【カルダノを使いたい】
・仲間内やコミュニティ、地域独自の通貨を発行できる。(手数料はカルダノと同じ)
・色んな身分証やお店のカードなどの会員券などの情報を携帯一つで管理できる。国の身分証でも採用されれば可能。
・カルダノでは専用通貨「ADA」(エイダ)が規定されており、44か国の取引所(2021年8月現在)で取引が可能で8月末に日本の取引所であるビットポイントで上場され、現在国内2か所の取引所で地取引が可能、さらに飛躍が期待されている。
開発は下記の3団体により進められている。
カルダノ財団:(Cardano Foundation)スイスに本拠を置く独立した標準化機関。コミュニティのサポートを行い、商業または規制に関する問題について当局と共に取り組む。
IOG(IOHK):インプット アウトプット グローバルの略でIT技術に関する研究開発を行う会社であり、カルダノの開発を担う。チャールズ・ホスキンソンがトップ。
Emurgo:カルダノブロックチェーンを用いるスタートアップやベンチャー企業への投資や支援を行う。以前は日本に事務所を構えていたが今はシンガポールに移っている。社長は児玉社長で日本の方が社長を務められている。
ダウの独自解説(不備があることもあります)
カルダノのここがすごい!!!
5選 ①,拡張性 ②,セキュリティ ③,スマートコントラクト ④,分散化 ⑤,コミュニティ
①分散化
ブロックチェーンにおいて重要なのは、まず①分散化です。分散化にも3つの分散化がされている必要があります。A,コンセンサスの分散化、B,ネットワークの分散化、C,ガバナンスの分散化がされている必要があり、その分散化を目指し,高度に実践しているのがカルダノです。
A,コンセンサスの分散化
コンセンサスは、台帳へ記帳する内容が不正なものでないか監視、精査することです。これを限られたメンバーでやるのでなく、誰でも参加できるようにして相互に監視し、不正を働けなくすること、なるべく多くの人で進めていくようにすること。 カルダノブロックチェーンはオペレーターが管理するコンピュータにノード言うすべてのデーターが入ったサーバー同士が結びつきネットワークを形成しています。そのサーバーが増えていくような仕組みになっています。
B,ネットワークの分散化
ネットワークは、ブロックチェーンのデータが一箇所に集中しているとそこが攻撃を受けたらネットワークが停止してしまうので、これを分散して止まらないようにする必要があります。Aと同じようにサーバーやそれを管理するオペレータ(SPO)が増えることが重要になってきます。(SPO)はサーバーの設置する地域や国を分散させて設置しています。
C,ガバナンスの分散化
今まではIOGが開発し、どのように開発していくか決めていました。しかし、これからは少しづつカルダノの開発をコニュニティが行っていくことになります。どうゆうことかと言うと提案をカタリストというアプリに提案をあげて、ADAホルダーが投票を行い提案が通れば要求した資金と開発が行われ、誰でも開発していくことができる仕組によってガバナンスの分散化を行っています。特定の人が開発して、方向性を決めるのではなく開発などを多くの人で決めていくことになるということです。
(以下、作成中)