JPYCに関連したブロックチェーンの基礎知識
『ブロックチェーン』を利用したシステムを開発するために知っておいて頂きたい『テクノロジー』に関する情報をまとめています
基本編
基本編では『スマートコントラクト』『ERC20』『EVM互換』『ブリッジ』『マルチチェーン連携』といった、ブロックチェーン上で日本円を扱うための技術用語を確認していきます。
【ERC20トークンのJPYCを自分の好きなブロックチェーンにブリッジする】という説明を聞いたときに、その具体的なイメージがつくようになれば、基本編はOKです!
スマートコントラクトとは?
ブロックチェーン上でスマートコントラクトを利用することにより、社会の自動化が進みます
『スマートコントラクト』が社会に与える影響は、金融領域や様々な業界で注目されています
スマートコントラクトはプログラミングをすることで構築が可能です
JPYCはスマートコントラクト用プラットフォーム『Ethereum』で発行されています。
ブロックチェーンに関する用語の整理
EVM互換とは
プログラム言語『Solidity』を利用できる環境を、EVM互換といいます。
代表的なEVM互換のブロックチェーン。Ethereumとの連携が容易です。
ブリッジの基本を学ぼう
あるブロックチェーンから、別のブロックチェーンへのトークンを転送をブリッジといいます
Ethereum ⇔ Polygonのブリッジ
Ethereum ⇔ xDaiのブリッジ
マルチチェーンの連携を考えよう
JPYCが利用可能なブロックチェーンを増やしていくと、さらに使いやすくなりますね!
さまざまなブロックチェーンにJPYCを対応させていくと可能性が広がりそうです
応用編
お気に入りのチェーンでJPYCを使えるようになりそうです…!
それでは、ここからJPYCを利用したアプリケーションの実装を考えていきましょう。
例としてEthereumとの互換性がある環境でのアプリ作成方法をご案内します。
Solidityを使ってアプリを書こう
スマートコントラクト用プログラミング言語『Solidity』を使うとERC20を操作できます。