ラズベリーパイ(Raspberry Pi)通称:ラズパイ

用語解説

ダウが運用しているEXPOプールはVPSと呼ばれるレンタルサーバーを使っています。
サーバーというのは目的が違うコンピュータと思っていただければ大丈夫です。
カルダノのステーキングプールはブロックプロデューサーノード(BP)と呼ばれるサーバー1つと、リレーノードと呼ばれるサーバーを最低1つ運用する必要があります。(リレー3つで運用されているSPOの方もいます)

私をサンプルにこれらのサーバーをレンタルする費用を考えると、BP(メモリ16GB)が14300円/月、リレー(メモリ16GB)が13200円/月の費用がかかり、更にリレー2つで運用した場合は合計40700円/月の費用がかかります。

しかし、このラズベリーパイことラズパイで運用することでレンタル費用を抑えることができます。
また金銭的な敷居が下がる事で新規SPOが増え、ブロックチェーンの分散化を更に促進することが期待できます。

メリット「安い!小さい!省エネ!」

まず、一つ目に何と言っても安いということです。ラズパイ4 8GBモデルは1台9000円程で購入ができます。
これにノードとして運用する為に最低限必要となるパーツ(SSD、ケーブル類)を含めても
1ノード(サーバー)当たり15000~30000円程で導入が可能です。

2つ目にスマホより小さい面積に設置可能ということです。ラズパイ4の寸法は横8.5 × 幅5.6 × 高さ1.7 cmですので
ご家庭の何処にでも設置可能なすごくコンパクトなマシンです。
(レンタルサーバーは自宅にコンピュータは置かずにパソコンで遠隔操作しますが、
ラズパイはオンプレミス運用のため自宅に置いておく必要があります)

3つ目にとても省エネなマシンということです。
ラズパイは消費電力が低く、最上位モデルでも消費電力は15W未満です。これは電気代で換算すると500円/月もかかりません。
消費電力が少ないとCO2排出量も少ないので、とても環境に優しいのです。

初期費用は?

既に所持しているPCパーツ、周辺機器、ネットワーク機器等により異なってきますが、大体 45,000~65,000円は必要です。
↓参考:エントリーモデル構成 導入費用
(別途PCモニター、マウス等が必要)

Raspberry Pi 4 8GB モデル 2個20,000 円
SSD 120GB 2個6,000 円
USB SATA変換アダプタ 2個2,000 円
USB-C 電源アダプタ 2個3,000 円
LANケーブル、ケース … etc5,000 円
合計36,000円
デメリットや心配事

デメリットや心配事

ラズパイのCPU(Arm)はクラウドホスティングサービスのCPU(x86)に比べると処理速度で劣ります。
またラズパイ4 メモリ8GBモデルは、ギリギリCardanoノードの最低要求スペックを満たしていますが、
今後のソフトウェアアップデートによっては満たせなくなる可能性もあります。特にメモリ容量が現在厳しい傾向です。(最新の開発状況の資料を要請中です。その方法では運用可能かもしれません)

専門用語補足

オンプレミス:SPOに必要なハードウェアをクラウドサーバー等を使用せずに、全て自身の管理するネットワーク上に用意する事です。自宅サーバー運用とも言います。

クラウドホスティングサービス:契約することでネットワーク上にあるサーバーを利用できるサービスです。代表的なものにAmazon Web Serviceがあります。オンプレミス運用に比べ、ハードウェアを購入して導入・管理する手間が無く、各種設定が簡単に行えたりするので、作業コストが少なくなります。またデータセンターの安定・高帯域ネットワークに接続されるため、常時通信を行うCardanoにとって非常に恩恵が大きいです。

x86 , Arm:CPUアーキテクチャの名前です。x86はIntel,AMDから発売されており、主にサーバー、パソコン等で採用されています。Armはラズパイ、スマホ、タブレットなどのバッテリー搭載機器で多く採用されている低消費電力CPUです。Armはx86より演算性能では劣るのですが、近年ではApple Macの最新機種、スーパーコンピューター「富岳」などでも採用されており性能が向上しています。

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